翻訳者が教える絶対失敗しない翻訳会社の選び方とは?

January 16, 2017

今やスマートフォンのアプリにも手軽に翻訳できるサービスが登場し、言語の壁は徐々に低くなってきていると言えます。
しかし、まだまだ機械翻訳に頼り切るということは難しく、人の手で行うことが最善です。
人の手で行うからこそ、「では、だれに頼むのか?」ということも考えなければなりません。

 

「一体、どの翻訳会社を選べば失敗がないのか?」
「良い翻訳会社を見分けるポイントは何なのか?」

 

そんなことを疑問に思う方は多いのでは無いでしょうか?

 

「翻訳」と一言に言っても、そのジャンルや用途は様々。
どんな結果物を求めるのかによっても選び方は違ってきます。

 

しかし、自分が求める結果物を提供してくれる翻訳会社・翻訳者と残念ながらそうでないものが存在することは事実では無いでしょうか。
とりあえずトライアルで注文して、出来上がりが良かったら継続、そうでなければまた他を当たるというトライアル&エラー式になりがちな翻訳会社の選び方ですが、それではやはり効率が悪いですよね。


継続的に翻訳が必要になるのであれば尚更、翻訳ジプシーとでも言うべき事態を招きかねません。

そこで、翻訳者側から見る翻訳会社、翻訳代行、翻訳者の選び方のポイントを解説してみようと言うわけです。

 

翻訳会社を選ぶ際、こんなことに疑問や不安を持っていませんか?

・単価と実際の翻訳者の質は釣り合っているのか?

・翻訳者にトライアルテストをしてから採用している翻訳会社は多いが、その信憑性は?

・TOEICや英検のような試験は翻訳の質を見極める上での指標になり得るのか?

・翻訳者に関する必要な情報とは?

 

このような疑問があって、翻訳会社をなかなか選べない。

選んだのはいいものの、望んだような結果物が受け取れなかったという方が多いのではないでしょうか?

 

単価と実際の翻訳者の質は釣り合っているのか?

まず、「単価と品質は釣り合っているのか?」という疑問。
「日本語1文字◯円〜」などという謳い文句が常套化している翻訳業界ですが、果たしてその値段は妥当なのでしょうか?


その値段で翻訳をする翻訳者は実際はいったいどんなレベルなのでしょう?
「顔」が見えないだけにその実体はつかみにくいものです。

 

翻訳者として言わせていただくのなら、結論としては「釣り合っている会社が多い」ということになります。
もちろん、「値段には理由があって、結局見合った値段がついている」というような定説が翻訳会社にも当てはまるわけですが、その翻訳会社の「値段の理由」というのがこの疑問を解決する答えとなるのではないかと思います。

 

まず、どういう翻訳者がそういった大手の翻訳会社に登録するのかという問題です。
これは、駆け出しであったり、副業と割り切って翻訳をしようという翻訳者たちです。

 

単価が安ければ安いほど、翻訳会社の取り分を考えると翻訳者が受け取る作業料も低くなることは言うまでもありません。
仲介業者が入らなければ、中間手数料を差し引かず、そのまま自分の収入になるわけですから、翻訳者は個人で仕事を取ってきた方がいいわけです。


それでも、そういった翻訳会社に登録して仕事を受けようという翻訳者は、自分では仕事を取ってくるほどのコネも営業力もないか、そこまで本気で翻訳をしようとは思っていない翻訳者ということになります。

ということになれば、大手クラウド翻訳などに登録している翻訳者は玉石混交。
運がよければ「良い翻訳者」に当たるだろうし、そうでない場合もあるということなのです。

 

翻訳者にトライアルテストをしてから採用している翻訳会社は多いけれど、その信憑性は?

良い翻訳者に当たらなかった」という事態を避けるために、最近では「登録時に独自の試験を行い、高レベルの翻訳者のみを採用している」と謳っている翻訳会社は多いですね。
 

試験を行うことで、翻訳者は厳選され提供できる翻訳の質は高く保たれます。
また、それを大々的に謳うことで、その質の良さを顧客にアピールすることもできるわけです。


では、その試験の質はどうなのでしょうか?
どんな人がどのように試験を作り、どう採点しているのでしょうか?
その細かな基準や試験内容、採点者まで明らかにする翻訳会社は、ほぼ皆無ではないでしょうか。
そうなると、TOEICやTOEFLの点数を提示するのと、その翻訳会社の試験を受けるということに大きな違いがあるのか?という疑問が生じてしまいます。

 

TOEICやTOEFL、英検のような試験は翻訳の質を見極める上での指標になり得るのか?

だかと言って、TOEICやTOEFL、英検の点数や資格の公表が全く役に立たないかと言われれば、単純にそうだとも言えません。それは、それらの試験が基本的な英語の言語力を計るにはよくできたツールだからです。


「翻訳は英語ができればいいというものではない。翻訳する分野の知識が無くてはいくら英語力があってもまともな翻訳はできない。」とか「TOEICは所詮『テスト』。対策と傾向があり、それをやっていれば高得点は狙えるし、それが実務のレベルでどれほど通用するかは別問題。

実際、TOEIC900点を超えていても話せない人もいる」などなど、英語試験のスコアを不要な情報として捉える人も多いことは事実です。


しかし、当然のことですが、英語ができなくてはそもそも翻訳は不可能なのです。
言ってしまえば、例えば「所詮テスト」のTOEICやTOEFLでさえ、それなりの点数が取れない人に翻訳はできないわけです。


また、参考にならなかったとしても、TOEICやTOEFLなどの英語試験の点数や級数を一切公表していない翻訳者、翻訳会社というのは避けたほうが無難でしょう。


公表しない理由として、「翻訳能力とTOEICやTOEFLの点数は関係ないから」というのであれば、それはあまりに自分本位ではないでしょうか?
ビジネスをする、顧客にサービスを提供するという立場から考えて、TOEICやTOEFLなどの点数を翻家者の資質として重視する人の要望は考慮されていません。

 

ビジネスのやり方としてお客様の要求に応えるという姿勢が欠如しているのではないかと思います。

翻訳云々以前に、そんな会社から「買いたい」と思いますか?サービスの質も自ずとそのあたりから垣間見られる気さえします。

 

結局のところ翻訳者に関する必要な情報とは?

では、翻訳者、翻訳会社を選ぶ際のポイントとしてどんな情報を見るべきなのでしょうか?

また、どんな情報が無ければその翻訳者に依頼を出すのは止めたほうがいいと判断するべきなのでしょうか?


ここで、良い翻訳者に必要な資質の再確認をしたいと思います。
それはやはり、英語力と翻訳する分野の知識、そしてあまり重視されませんが、日本語力も大切な資質です。


まず、英語力という意味では、TOEICやTOEFLの点数などは英語試験に関する情報ですね。
前述の通り、これはやはり必須だと思います。

 

 

二点目の翻訳する分野の知識。

これを知るためには実績ですね。

翻訳者の実績を公表している翻訳会社を選びましょう。


「翻訳の技術=実際に翻訳した量である」というのは翻訳者の間では常識。
実際にどれだけその分野の翻訳を行ってきたのかというのはその翻訳者の技量を意味します。
翻訳会社の実績ではなく、翻訳する本人の実務経験という情報はとても大切なのです。
もちろん、経験は多ければ多いほどいいことは言うまでもないことですが、翻訳の実務経験が無ければ絶対にダメかというと、一概にそうとも言い切れないこともあります。


例えば、その分野の仕事に携わっていたとか、大学で専攻していたとか、あるいは資格を持っているなどの場合は翻訳の実務経験は乏しくとも質のいい翻訳をしてくれる場合があるのです。

駆け出しの翻訳者によく見られるパターンですね。
そういった駆け出しの翻訳者の場合、とにかく経験を積みたいと考えている場合がほとんどですので、相場よりも安い価格で請け負ってくれることもあり、翻訳を頼む側からするとお得といえるでしょう。

 

しかし、必ず上質の翻訳がすぐに必要であるという場合にはあまりお勧めはいたしません。

翻訳に限った話ではありませんが、経験に勝る実力というのはなかなか無いのです。

 

そして、三点目の日本語力。
これはあまり重視される方はいらっしゃらないかもしれません。

しかし、翻訳というのが2つの言語を行き来する作業である以上、2つの言語力が等しく優れている必要があるのです。日本人は本物志向が強いため、ネイティブというのを重要視します。

 

英語講師は英語ネイティブでなくてはならないと考えている日本人はとても多いですよね。
その証拠に英語ネイティブと非ネイティブの講師で大きくレッスン料の違う英会話教室やサービスは少なくありません。

 

ですから、日本語ネイティブというと日本語は完璧だと思いこんでいる節があります。
しかし、果たしてそうでしょうか?日本人だから、日本語ネイティブだからと言って、みんながみんな作文が上手いでしょうか?論文が書けるでしょうか?
 

最近は、帰国子女や留学経験が多い人も大変多く、日本人でも日本語ネイティブと言い切れない方も多くいらっしゃいます。
非日本人で日本語を学習した方も同じですね。

日本語は、とても微妙、絶妙な言語です。「侘び寂び」という言葉がローマ字表記で海外の方にも通じる言葉になっているように、日本語は英語と違って言外に含む意味のほうが言葉そのものが含む意味よりも多い場合さえあるニュアンスの言語です。
ですから、読み取る力や表現する力がとても重要になって来るのです。


「小説を訳してほしいわけじゃないからそんなに細かいところまでは気にしなくてもいい」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、どんな文章を翻訳し、それを何に使うのかにもよります。


しかし、例えば、ビジネスの交渉時など、微妙な場面ではどうでしょうか?
こちらのニュアンスを汲んでくれ、それをふさわしい英語に訳す、またその逆も然り、でなくてはまとまる話もまとまらないと思いませんか?
そういう理由から、「日本人、日本語ネイティブの翻訳者がいい」とおっしゃる方も多いのです。
ですので、やはり翻訳を担当する翻訳者の実務経験はとても重要なのです。

どんな文章、ジャンルでどれほどの実績を積んできたのか。
それを知ることが翻訳会社選びに失敗しないコツと言えるでしょう。

 

また、もう一つ、実務経験が大事な理由があります。
それは、翻訳そのもの以外のサービスの質を推し量ることができるからです。

 

このように、一言に実務経験と言ってもそれが含む情報というのは多く、また重要なのです。
ですので、実務経験の公表がない翻訳会社はまず止めておいたほうがいいでしょう。

 

いかがでしたしょうか?
一言に翻訳と言っても様々なジャンルがあり、使用する場面も様々です。

しかし、言葉は日常生活からビジネスの場面まで、情報や意志を伝えるとても大事なツール。その選び方一つでビジネスは加速もし、減速もし、あるいは時に止まってしまうこともあるでしょう。この記事が、「良い翻訳会社」を選び、最大限にビジネスを加速するきっかけとなれば幸いです。

 

最後に、手前味噌ではありますが、私が在籍する翻訳サービス「VERBALLY」の翻訳者の採用基準は、実務経験6年以上、TOEICスコア880点以上の経験豊富なプロ翻訳者に限られています。

お小遣い稼ぎのアマチュア翻訳者は、在籍することすら出来ません。

これは、他社と大きく異なるところです。

 

また、お客様の翻訳を担当するトランスレーターの実績や経験、TOEICスコアなどを全て開示させていただいております。

 

業界最安値の高品質なビジネス翻訳、そして翻訳業界初の使い放題プランを提供することで、企業や個人のグローバル展開を支えることが「VERBALLY」のミッションです。

 

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