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法務翻訳の外注で発注前におさえたい3つのポイント
かつては法務翻訳と言えば、契約書が中心でしたが、ビジネスのグローバル化、また社会の変化と共に、現在翻訳対象となる案件は、多岐にわたるようになっています。
法務翻訳とは
法律問題にからんだ、またはからむ要素のある、あらゆる文書が法務翻訳の対象です。
ビジネスのグローバル化に伴い、翻訳ニーズが最も増えている法務文書は、国際商取引に関わるものです。
その中でも主要なものは契約書ですが、企業対企業ばかりではなく、近年は企業対個人や個人ユーザーの契約案件での増加が目立ちます。
外国人役員や社員を積極的に雇用する企業が増えています。
外国人向けに就業規則などの社内諸規定、内部統制のための経理規程、また定款や取締役規則などの会社の規程なども法律翻訳の対象となっています。
各省庁のHPを見ても分かるように、政府官公庁による法的要素を含んだ政省令、行政規則、告知、条例、規則なども、ほぼ全て2ヶ国語で公開されています。
企業や個人が法律的な紛争や問題に巻き込まれた際の関係書類なども法律翻訳の対象となる文書です。
このように、法律翻訳が対象とする文書は、個人、企業、政府と極めて広い範囲に関わり、また読み手も必ずしも法務に精通した人とは限らないことから、読み手に合わせた表現が翻訳の際には求められます。
はじめての法務翻訳に翻訳会社を選ぶ3つのポイント
それでは、このような法務翻訳を外部の翻訳会社に依頼する際、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
法務知識と業界知識を備えた翻訳者
法律に関わる文書には専門的な法務用語が使用されています。
また法務文書はあらゆる業界の事業に存在することから、法務用語に加えて、その業界特有の専門用語や表現の方法の知識も必要です。
法務翻訳のジャンルでは、法務と業界の両方の知識と実務経験を備えた翻訳者が在籍する翻訳会社を選びましょう。
明確な料金体制
法務翻訳が対象とする文書は1つあたりのボリュームが非常に大きく、従って、翻訳にかかる費用も大きくなります。
法務翻訳の対象となる文書は今後減少するとは考えられず、少しでも翻訳経費は抑えたいはず。
はじめて翻訳会社を選ぶとなれば、翻訳品質を保証しながら、低料金での翻訳を約束する翻訳会社を選ぶのが当然です。
高度なセキュリティ体制
訴訟問題をはじめとして、法務翻訳が扱う文書には、コンフィデンシャルや社外秘のスタンプが押されたものが多く、高いセキュリティ体制による文書管理が必須です。
翻訳者との守秘義務契約をはじめ、会社全体として高いセキュリティ管理を実践していることが、翻訳会社を選ぶ際のチェックポイントになります。
VERBALLYでは、上場企業の海外出店における賃貸契約書をはじめ、販売店契約書、業務委託契約書、売買契約書、代理店契約書など、あらゆる契約書翻訳に携わってきた実績があります。
また、当社の別部門では、海外メーカーと契約書を交わす機会が多く、当然のことながら最も信頼できるVERBALLYの翻訳者に訳を担当してもらいます。
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